110番通報

皆さん、１１０番通報をしたことがありますか？
私は今までに3回あります。

1回目は学生のころに空き巣に入られて
会計をしていたクラブの部費が盗まれた時。
アパートの隣にあったお店の公衆電話ではなぜか
110番が掛けられなかったので、お店の人に事情を説明したら
黒電話を貸してくれました。
近くの交番のお巡りさんがバイクで来てくれたなぁ。
（余談ですが、その盗まれたお金の穴埋めをするために
バイトを二つ掛け持ちして、なかなかハードだったのよねー）

2回目は交通事故。
夫が運転するクルマが右折しようとしたところ、直進してきたバイクが
転倒して、（お互いにぶつかりはしなかったけど）保険の関係で必要なため
交差点の公衆電話ボックスから掛けました。
間もなくパトカーがウウ〜〜と赤色灯をピカピカさせながらやってきたので
恥ずかしかったわー。

そして3回目はつい先日、連休の終わりのころ、我が家に遊びにいらしていた
夫の母と一緒に近くの温泉に行った時。
お湯から出て、のんびりとロビーでマッサージ機にかかっているうちに
母の荷物（貴重品の入ったバッグと着替えの入った袋）が忽然となくなり
どこを探しても見つからないために”置き引き”にあったと判断。
携帯電話で初めて110番をしました。

「はいっ、110番です。事故ですか？事件ですか？」と女性の係の人に早口で聞かれて
「え、えーと・・（事故じゃないから・・）事件です」
と返答。
だいたいのあらましを説明して、温泉の住所をフロントの人に言ってもらい
ロビーで待つこと数分。
サイレンを鳴らしてきたかどうかはわからなかったけど
鑑識の道具を持ったような人も含めて、警察官が4〜5人
来てくれました。
と思ったけど、なかなか私たちに話しかけて来なくてね。
「あれっ？」
と思ったんだけど、私はすぐに母がバッグに入れてあったという
銀行の通帳とカードが悪用されないようにその連絡を電話でしていたので
そのまま待っていました。

すると10分ほどたってから警察官がついさっき忽然と消えた
母のバッグと袋を持ってきて、私たちの前にポンッと置いたのです。
「ああーっ！これです！このバッグですっ！」
もう二度と見ることができないと思ってほとんどあきらめていた
バッグが目の前に現れたので私たちはビックリ。

結論を言うと、やはりその時刻に温泉内にいた人に盗まれて
ロッカーに隠してあったらしく、その事は防犯カメラをチェックして
分かったらしいのです。
・・・がその人はあくまでも「間違えて持って行った」と主張し、
実際に母のバッグの中から何もなくなっていなくて実害はなかったので
警察は犯罪としての立件はしないことにしたようです。

しかし怖い世の中ですねー。
こんなにのんびりした地方の小さな温泉でも
そんなに物騒なことが起こるんだなー、と改めて思いました。
もちろん盗ろうとした人が悪いんだけど、
私たちも全然警戒していなくて、ウッカリしていたなぁ、と
反省しています。
それにしても防犯カメラの威力はすごいね。助かったわー。
皆さんも、どうぞお気を付けください。
そして悪い心を持った人、今にバチが当たりますよ！！（プンプン！）

☆上の写真は近くのお店で咲いていた”ナンジャモンジャ”の花です♪