ピンク色まみれ

yuzyuz2011-04-03

先週の木曜日から夫の母が遊びにいらしているので
昨日の午後は福井県小浜市にある日帰り銭湯”濱の湯”(→)に行ってきました。


母は私たちが田舎暮らしを始めてから20年以上、
だいたい年に2回、春と秋に遊びにいらしてくださるので
そのたびに近隣の温泉や観光地へ行くでしょ。
だからまぁほとんど制覇していてねー。(笑)
「今春はどこへお連れしようか?(そして私たちも楽しもうか?)
まだどこか行っていないところあったかなぁ?」
と思ってインターネットで探してみました。


そこで見つけたのが濱の湯。
温泉ではなくて銭湯だけど、海が見える露天風呂があるらしいし
何よりも近いのがいいわ。
小浜は今まで何回も行ったことがあるので
夫も地図なしで運転出来るし高速道路がつながっているので
(しかもまだ無料の社会実験中♪)
うちからクルマで1時間ちょっとで着くのよね。


というわけで向こうへは2:00過ぎに到着。
土曜日だから混んでいるかなーと心配だったけど
そうでもなくて良かった。
お風呂は銭湯なので色々と日替わりで湯船ごとにバリエーションを
つけているらしくてね、昨日の目玉は”桜かすみ風呂”でした。
「桜はまだ咲いていないけど、ほんのり桜色にかすんだお風呂なんて
いいじゃ〜ん。」


・・・と思っていざ入ってみたらビックリ。
それがアナタ、桜色と言うよりはショッキングピンクのお湯でねー。
しかも色が濃いからお風呂の底はもとより階段の一段目の
足の着地点すらも全然見えないのよ。
そこで恐る恐る少しずつ足を降ろしてやっと湯船につかり
「ああ、やれやれ」
と思ったら、作業服を着た係の女性がやってきて
背後から私の肩をたたくのよね。
「はい?」と振り返ったら
「悪いけどこれを向こうに入れてもらえませんやろか?」
と柄の付いたプラスティックの風呂桶を私の目の前に
突き出すんだわ。
「えっ?これを?」
「はい」
「どこに?」
「向こう側に」
桶にはどピンク色の粉がいっぱい入っていてねー。
ああ、入浴剤か!とわかったので立ち上がって
ザバザバと湯船を横断して一番奥まで行き、
「こんなもんでしょうか?」
と聞きながらそこらへんにピンク色の粉を
バラバラと蒔いてあげました。


ははは。
いやぁ、あんなに大量の入浴剤を蒔いたのは生まれて初めてだわー。
そこでさらに濃さを増したどピンク色のお湯に浸かって
「ひょっとしたら身体が染まるんじゃないかしら?」
と思うようなピンク色まみれタイムを過ごしました。
まぁこういうことは普通のひなびた温泉では味わえないわねー。
ああ、ビックリした。(笑)



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