ロック！

初めてのことを勉強するのには勇気がいります。

自分ではハッキリ自覚していないものの、
どうも私は勉強嫌いのようでして(自覚しろよ）
学校を卒業してから今まで何回
「ああ、社会人になって良かった！
（だってもう勉強も試験もしなくていいんだも〜ん♪）」
と思ったことか！（だから自覚しろって）

特に自分の不得意分野に関わることは極力避けて
なるべく楽な方向へ向かうように人生を歩いてきたので
今まで見ないようにしてきたものの一つが
ロックミシンです。

3年半ほど前から週に2〜3日手伝いに行っている支援学校には
製品を作るための普通のミシンと共に
ロックミシンというものがあってねー。
名前は聞いたことがあったものの、実物の見たのはその時が初めて。
「へぇー、これがそうなのか。わっ糸を3本も使うのか！」
と思った途端に心が折れて（早っ）
それからはなるべく近づかないようにしてきました。

幸いほとんどの製品はロックミシンがなくても作れるものなので、
どうしても必要なときは本当の家庭科の先生や、
縫製担当の社会人講師さんにお願いしてやってもらっていたのよ。

でもねー。
ロックミシンは私がその学校で誰よりも長くいる
教室にい置いてあるんだなぁ・・。
というわけで今まで何回も
「春日センセイ、ロックミシン（の勉強）やってみません？」
と水を向けられるたびに
「いやー、まー、ねー（ごにょごにょ）」
とごまかしていた私もやっと先日心を決めました。
「逃げてばかりいる人生はもうやめよう！」
（な、タイソな）

下の写真（↓）は今日初めて開けてみたロックミシンの中身。

「何じゃこりゃ〜っ？」
ひと目見ただけであまりの複雑さにすぐまたフタを閉めようかと
一瞬思ったけど、教えて下さる縫製担当の社会人講師さんに
「大丈夫！そんなに難しくはありませんって！」
と励まされ
「がんばれっ私！」
と言いながら何とか少しずつ糸のかけ方から教えてもらい
練習でやっと一枚縫えた布が一番上の写真です。

ふひ〜。

これでもう
「ロックミシン？お任せ下さいっ！」
とまでは言えないけど（言えないのか！）
「やってみましょうか」
ぐらいは言えるかな？
私に教えて下さった先生も、一番初めは取扱説明書を読んで
少しずつ独学したと言うんだから・・。えらいよねぇ。
私もちょっとは勉強しよ〜っと。
（と今は思う）(^_^;)