捨てられない小皿

yuzyuz2011-12-29

今日は結局少しだけ年末らしく
家の中の用事をして過ごしました。


まず、いくら私でもちょっと気の引けるほど汚れている
台所のレンジまわりのタイルを磨いたのよ。
(まぁほんの少しですが・汗)
次に1ヶ月くらい前に思いついたものの、なかなか実行に移せなかった
あることを決行しました。


そのあることとは・・。
欠けた食器を捨てること
割れてしまったら仕方ないからあきらめるけど
基本的に好きな食器しか使わないことにしているので
ちょっとだけ欠けたものは惜しくてねー。
お客様に出すときはもちろん使わないんだけど
普段毎日使っているもので欠けたものが何枚かあったのよ。


骨董の陶器は以前漆で”金継ぎ”をしていくつかは再生させたんだけどね。
結構たくさんあるし、普段使いの食器でそこまでするのも・・
と思って、思い切って捨てることにしました。


今年話題になった”人生がときめく片づけの魔法 ”という本の著者の
こんまり(近藤麻理恵)さんが唱えるように
捨てることにした食器の一つ一つに
「今まで楽しませてくれて、どうもありがとう」
とお礼を言いながら新聞紙で包み(上の写真)、
燃やさないゴミの袋に入れました。


ただ、まだ1枚だけ決心のつかない小皿があってねー。
それは私が55年前に生まれた頃の話。
母方の祖母が千葉から北海道の函館まで出産の手伝いに来てくれた時に
函館のセトモノ屋さんで買ったという蕪の形をかたどった白い小皿。(↓)



私が大学進学のために京都に来たときに母から譲り受けてから
ずーっと使っているものでね。
欠けた上にヒビもはいっているんだけど、捨てられないんだなぁ。(^_^;)
やっぱり捨てないで取っておいて、今度金継ぎしようかな。