パノラマビュー

今日は午後から夫の母と夫と３人で宮津市へ観光に行ってきました。
宮津市は隣の町なので何回も行ったことがあるんだけど
今日初めて”成相山”というところに登り（クルマでだけど）
自称（？）日本一のパノラマビューを見てきたのよ。

横（→）の写真の手前に海の中に左右に伸びている松林が
いわゆる”天橋立（あまのはしだて）”でね。
もう少し低いところからだったら身体を半分に折って
頭を下げ、その股の間から天橋立を見ると
龍が空に登っていくように見える・・という
いわゆる”股のぞき”をするポイントがあるのよ。

でも今日行ったところは標高500メートルくらいあるので
それどころではなくて、天橋立も海も山さえも
はるか眼下に広がっていてねー。
ほんとにいい景色だった♪
昨日も雨がちだったし、明日からもパッとしないお天気らしいけど
今日に限ってよく晴れてくれて、
清々しい気分になれました。(^o^)

ただ、その山にクルマで登るんだけど
道路の傾斜がハンパじゃなくてねー。
路肩を補正した舗装道路も
途中から未舗装のガタガタ道になって
途中の立て看板に
”ここより大型車は1速（一番力が出るギア）で走行して下さい”
なんて書いてあるのよ。

夫の母は
「すごい坂やなぁ。大丈夫か？60度くらい（傾斜が）あるんちゃうか？
ほんまに大丈夫か？」
と心配しまくり。

「60度もあるわけないやろ！」
とツッコミを入れながら
さすがのベテランドライバーの夫も
「おおーっ、こ、これはなかなかやなぁ」
と言いながら慎重に運転していました。
まっ私は助手席で時々
「ヒョエ〜」
なんて叫びながら呑気に景色を見てたんだけど。（笑）

それにしても京都北部に引っ越してきてから
21年以上になり、成相山という場所の存在は知っていたんだけど
行ったことがなかったので、なかなか感激しました。
成相山には成相寺という西国二十八番札所のお寺もあってね、
左甚五郎が彫ったと言われる龍とか、それ以外の仏像も
ちゃんとしたもので、
「よくこんな山の上にこんなお寺を造ったなぁ」
と感心致しました。

天橋立って言うとつい海の中の松林しか思いつかないけど
こんなにイイところもありますので（今日知ったんだけど・笑）
是非、紅葉の綺麗なこの時期に足をお運び下さい。

ただし、老婆心ながら、
道路凍結の時季は絶対避けた方がいいと思います。
うひひ。