火の用心!

yuzyuz2010-01-06

昨日の夕方5:00ころ、買い物からの帰り道。
我が家のある集落へ通じる道を曲がった途端、
普通の自転車を全速力でこぐ男性がいました。


ふだん滅多にそういう人は走っていないので
「あれ?誰かな?」
と追い越しざまに顔を見ると同じ集落の方。
「なんで走っているのかしら?」
さらに走ると地元消防団の消防車が見えてねー、
トロールかな?」
と思ったけど、それにしてはスピードが速い。
それに数台の車が同じくらいのスピードで
消防車を追って走っているし、
さらに進むと見覚えのある何人もの人が
クルマの進行方向へ走って行くのが見える。
「えっ?ひょっとしたら本当の火事?
みんなが走っていく方向には我が家があるのよ。
「げっっ!まさかうちじゃないよね?」
コンロやストーブは消してきたつもりだけど・・?


ちょうどタイミング的に消防車を追っかける形となった私たちは
消防車がスピードを落としたところで火元のお宅を確認。
「あっ○△さんの家だ!」
そこはうちと同じ隣組のお宅でねー、
パトカーも赤い光を回転させながら停まっているし、
人が集まってきているのよ。


あわててクルマを停めて○△さんの家に行ってみると
家の外に焼けこげた布団が出してあって
ホースで水をジャブジャブかけたあとがある。
幸い火は見えず、煙が少し屋根の下から出ていたけど
ほぼ鎮火したあとだったんだわ。


ああー、良かった。


その内消防署の大きな消防車もサイレンを鳴らしながら到着。
完全に鎮火しているかどうか調べたり、
地元消防団の人達もいろいろ手伝ったり。
近所の人達もお世話になった消防団の人達のために
おにぎりを買ってきたりお茶を入れたりと大忙し。


まぁとにかく
「やれやれ」
と帰宅したのは夜9:00を過ぎていました。
ほひ〜。


この集落ではもう何十年も”無火災記録”が続いていたので
もちろん15年前に引っ越してきた私たちは初めての体験。
夫がたまたま自治会長なので各方面に連絡したりあいさつしたり
なかなか大変だねー。


でもまっ、とにかく布団以外に家は焼けなかったし
消そうとした家の人が少しだけ火傷をしたけど
命には関わらなかったので良かった!


皆様も寒さ厳しい折、どうぞ火の用心でお願いします。
(もちろん私もざんす〜)


★写真は元旦の地元お稲荷さんです。
ほんとに寒かったんだよー。(泣)