ガラスの階段

yuzyuz2010-04-05

さて直島旅行の話の続きです。


3月30日朝4:30ころ、雪が積もり窓もドアも
カチカチに凍ったクルマをお湯で溶かし家を出発。
5:30過ぎの各駅停車に乗って、乗り換えること5回。
岡山県宇野市からフェリーに乗って
雪のカケラもない香川県直島に上陸したのは
11:30頃でした。


「お腹空いた〜」
とまず徒歩で向かったのはかねてから
リサーチ済みのうどん屋さん「山本うどん」
この島は距離から言えば断然岡山県に近いのに
どういうわけか香川県
・・つまり讃岐うどんなのですよ。
ふっふっふ。
讃岐うどんをこよなく愛する私たち夫婦が
こんなうどん屋さんを見逃すはずはないざんしょ。


麺は私の好きなエッジの立ったタイプ。
当然ながら強めのコシがあり
さらに歯ごたえにギュッとした弾力があって
モチモチしていて美味しい〜〜!


これはお昼前なのに満席というのも納得だわ。
いやぁ満足満腹♪


で、次に向かったのがバスに乗って10分ほど、
フェリーの着いた港の反対側にある集落。
そこには”家プロジェクト”と言って、
古い家を改造したり、新しく建てたりした
デザインされた家の作品が点在するのです。


たくさん見所はあるんだけど
今日紹介するのは護王神社という神社。
写真はその本殿に上がるあり得ないガラス製の階段です。
この階段は本殿の地下にある石室までずっと続いていて
その石室は横の方の別の入り口から
入ることが出来るのよ。


石室にはいるのは2〜3人ずつの入場制限をしていてね、
懐中電灯を借りて小さな入り口から細〜い道を奥へ進むと
どんどん暗くなっていって、ついにドンツキまで着く。
そこを右に曲がると・・
真っ暗なんだけど奥の方にかすかに光が見えていて。
そしてその光をもっとよく見ると
「ああっ、ガラスの階段なんだ!」
とわかるんだなぁ。
そしてその階段の光は下の方まで続いていて
懐中電灯で照らすとその下の方は実は水の中にある
というのがわかるのよ。
おお〜。


そして帰りは入ってきた細い道を明るい光に向かって
戻っていくんだけど、
その先には入り口の細長い長方形の形に切り取られた
おだやかな瀬戸内海の水平線が見えるのよ。


いやぁ、ニクイねー。
やられたねー。
素敵だねー。
面白いねー。


というわけでまだ旅行は始まったばかりだというのに
すでにワクワク感に充ち満ちております。