木工藝展

yuzyuz2010-04-29

今日の昼間は、兵庫県篠山市丹波古陶館前の
鳳凰会館で本日から5/5まで開かれている
”木工藝展”に行ってきました。


夫が21〜22年前に職業訓練で家具製作を習っていた頃、
学校の休みを利用しては各地にいらっしゃる
木工家を訪ねて歩いていました。
その中の一人で、最も感銘を受けた作家さんが
笹倉徹さんという方です。


”それ”らしくない(工芸家ぶらない)お人柄と
作品の素敵さと技術の確かさに魅せられて、
その後神戸での展覧会に寄せて頂いたり、
偶然に我が家方面にいらしたときに、寄って下さったり・・
と細々と縁がつながっていました。


そして先日、今春廃科になった訓練校の家具工芸科の
同窓会が開かれたときに、夫の先輩でもあり、
笹倉さんのお弟子さんでもある方と再会し、
この時期に篠山で”一門会”のような展覧会がある・・
とお聞きして、楽しみにしていたのですよ。


さて、展覧会は・・すごかった〜。
6名の木工作家のレベルが高くて、本当に見応えがありました。
そして偶然同じ訓練校の先輩や後輩にもお会いして
思い出話や、現在の近況などを話し合って
密度の濃い時間を過ごすことが出来ました。


現在、夫は5/3からの自宅展に向けて、ラストスパート中
時間的に行けるかどうか、昨日の夜まで分らなかったんだけど
ちょうど漆塗りの段階に入ったので、
朝一番に漆を塗り、昼間乾かしている間に外出し、
また夕方裏面の漆を塗る・・という作戦を立てて
うまいことその通りに実行出来たので良かった!
ちょっと無理してでも行った甲斐があったわ〜。


一方私はと言えば、大きな新作はあきらめて
小さな新作をもう少し作り、あとは夫の漆塗りの手伝いと
苦手な家の掃除に残り3日間を費やす予定です。
(果たして3日間でこのホコリの堆積した家が少しはきれいに
なるモノだろうか?すべてはである)←シャシャッとやらんかい!


※写真は、最近、近くの由良川沿いで巣作りに励む
鷺(サギ)の群れです。