6回め

yuzyuz2010-08-21

昨日、私の顔写真を夫に撮影してもらいました。(→)


来月、伊勢で開かれる招き猫まつりで参加する
”現代招き猫作家展”で、自分の展示ブースに置かれる
プロフィールパネルのために、顔写真が必要らしいのよ。そのために
「(昨日の)夜まで顔写真を撮影して送って下さい」
と電話があってねー。


まず朝一番に夫のカメラで撮影。
昼間は養護学校へ仕事に行っていたので
夕方に帰宅後、朝に写した写真を確認して良さそうだったら
すぐに送ろうと思っていたんだけど・・。
これがもひとつ。
まぁ私は十分に美人なんだけど(ここ、スルーするように)
いくら美人でも寝起きで出勤前の顔はねー。
おほほ〜。


ってことで、再撮影しようと思ったところで思い出した。
「私のカメラには”ビューティモード”があったんだわ!」
これはね、私のカメラ(オリ○パスμ)についている
”顔が綺麗に写る”というナイスな機能なのよ。
いわゆる”シミ・シワ”があまり目立たず
つる〜っとした肌に見えるように画像処理してくれてねー、
うまくいくと10歳くらい若く見えるかも?
という夢のようなインチキ機能なんだなぁ。(笑)


もちろんそっちの方が良いので私のカメラを使用することに決定。
朝に撮った写真を見て気づいた眉毛の薄さもちょっと
気になってねー。
10年以上使っていない眉墨を探してみたんだけど
これがどこにもないのよ。
(なんせお化粧したのは13年前の父のお葬式が
最後だからね・笑)
どうしようかなーと思ったけど
「ま、わかりゃしないだろ」
といつも仕事で使っている6Bの鉛筆を使って少し修正。
「じゃぁついでだから・・」
口紅を塗ろうと思ったけど、これがまた30年くらい前のものしか
発見出来ないのよ。
やっと見つけたヤツは容器がさび付いていて(?)
なかなか上がってこないのを夫に力づくで上げてもらい
やっと少し塗りました。


で、まず4〜5枚撮ってパソコンに取り入れてみると・・。
「メガネが光っている!」


で、撮り直してみると
「ブ○ジャーのヒモが見えてる!」


で、あせってもう一回撮り直すと
「前髪が汗でオデコにへばりついてる!」


「もう〜、ちゃんとチェックして撮ってよー」
と夫に文句を言ったら
「じゃぁ鏡を持って自分でチェックしてよ。」
と自分が私の顔を正視出来ないことを棚に上げて
ダメ出しするのよねー。
ふーんだ!
そんなことを言っているうちにどんどんお日様が傾いてきて
薄暗くなってきたのよ。


仕方ないので、じゃぁ・・と鏡を持って自分で髪型や服装をチェックして
「よし、これで決まりだ!」
と撮ったら、なぜか目が緑色に光っている。
あっちゃー。


で6回目。
「これで本当の最後、何とかうまく撮れますように・・。」
と撮影したところ、ビューティモードの力もあって
自分としてはまぁまぁの写真が撮れました。
「ああ、良かった〜!」


とデータを送ろうとしたところ、ここで素数が少なすぎることに
気づいたんだわ。
「おっかしいなぁ。ちゃんと設定したのに」
と夫がしばらく考えていて
「あっそうか!」
と声を上げました。
彼によると”ビューティモード”はなるべくシミやシワが
分らないように顔をぼやかすので画素数が減るらしいのよ。
・・・・。


「どうする?」
って言われてもねー。
先方からは
「1メガくらいの写真を」
と依頼されているので仕方ない。
ここで潔く(?)ビューティモードをあきらめた私は
インチキのない正々堂々とした顔写真を送ることにしました。
(チェッ)


とにかく、ほへ〜。
写真一枚撮るのに大騒ぎだわ。
まぁでも、つくづくデジタルカメラとパソコンは
便利だわねー。
昔は24枚撮りのフィルムを全部撮って、
隣町のスピード現像のお店にまで走って、
失敗だったら家に戻ってまた24枚撮り直して走って・・
ってことをやっていたんだから。
ああ、ありがたやー。


(と、ここで修正の必要な自分の顔のことは
考えないことにしていますので、皆様も忘れて下さい)


ああ、ありがたやー。