ううー

yuzyuz2010-11-19

ドタンッ!


それは1週間ほど前の明け方5:00過ぎくらいのこと。
夫がトイレに起きた気配がして目が覚めた私。
私も夫が戻ってきたらついでに行こうと思い、
ベッドから起きあがってすぐ、その大きな音がしたのよ。


「痛ーーっっっっ」
と呻く夫の声。
あわててトイレへ向かうとそこには土間で
仰向けに倒れている夫の姿が・・・。


うちのトイレは部屋から一段下がった土間を通って行くんだけどね。
土間の上にすのこを置いて裸足でも通れるようにしてあるのよ。
その前日、今まで使っていたものがあまりにも老朽化したので
新しいすのこを置いたばかりでねー。
しかも下からの湿気で傷まないように、耐水性の塗料
夫自身がていねいに2回塗りしたために
表面がすごくすべりやすくなっていたみたいなのよ。


夫はトイレから出て、一段上がろうとすのこに足を乗せたとたんにすべり、
すべったとたんに尻餅をついてを打ち
上がった両足を上がりがまちの下で打ち
左手をついたために左手を打ち
痛みで動けなくなっていました。


「だ、大丈夫?」
「ううー」
「立てる?」
「ううー」


「ううー」しか言わない夫を引っ張り起こし
安否確認をしたところ、命に別状はないようだわ。
幸い頭は打っていないし、骨も折れてはいないらしい。
ああ、良かった。
やれやれと傷むところに湿布を貼っていると今度は夫が
「寒い寒い」と震えだしたのよ。
そんなに寒い朝ではなかったんだけどね、


そういえば昔、交通事故などにあって身体に衝撃を受けた人は
何らかの理由で寒くなる・・と聞いたことがあるのよね。
だから、もし交通事故などに遭遇したら救急車が来るまでのあいだ
倒れている人に洋服や、あれば毛布などを掛けてあげた方が良い・・
と聞いたことをふと思い出したんだわ。
(その科学的根拠を忘れてしまったんだけど・・)


まぁとにかくベッドに帰らせて布団を一枚増やして
また朝まで寝させました。
結局幸い夫の腰や足や手の打撲も大したことはなく
ホッとしたわー。


いやぁそれにしても、びっくりした。
あの状況だったら頭を打っても不思議じゃないくらいだったのに
頭を打たないで本当に良かった。
ついこの前谷啓さんが亡くなったのも自宅でころんで
頭を打ったのが原因だったものねぇ。
トイレに行く順番が私が先だったら私が先にこけてたかもしれないもんなぁ。


というわけで上の写真は滑るすのこの上に
階段用のカーペットを張って滑り止めを施したものです。
ちょっと見た目がもひとつですが・・
背に腹は替えられない。
命あってものだね。
つるかめつるかめ〜。(^_^;)